結婚指輪のオーダーメイド手作り

手作り感覚がメインになっているブライダル業界の変化の影響もあるかも?

2020年08月19日 18時42分



最近の結婚式はおしきせのものは古くさく感じます。
ユニークな演出をするブライダルが人気になっています。
ひと昔の結婚式・披露宴と言いますと、背の高さを競い合うようなタワースタイルのウェディングケーキに象徴されるタイプでした。
 
でも今は違います。新郎新婦が自分達でウェディングケーキのデザインを考えたりします。
もう形式ばった披露宴なんて古くさくってダサイです。
新郎新婦は自由に自分達が好きな演出を考えて、それを実現できるようになっています。
 
結婚式場のスタイルだってさまざま。
レストランウエディングとかガーデンウエディングがメインですね。
電車・遊園地・テーマパーク・ビーチなどでする結婚式も人気ですね。
人と違うオリジナルがすべてで、そのユニークさを競っているような感じもするほどです。
 
そんな風潮がありますから、当然マリッジリングだけが、これまでの常識にハマるはずもありません。
結婚指輪もオリジナルなものを求めるのです。
ハンドメイドリングが流行ってきているのは必然なのかもしれません。

そうは言っても、ハンドメイド・マリッジリングやハンドメイド・エンゲージリングが主流になることはないでしょう。
 
ハンドメイドのリングは、ステキな二人の気持ちがこもっている指輪であることは間違いありません。
では、従来からある人気抜群の高級ブランドの結婚指輪や婚約指輪は売れなくなるのでしょうか?
おそらく、そういう状況にはならないでしょう。
 
なぜならばハンドメイドは素人の新郎新婦が作るわけです。
欠陥がないとは言い切れません。
それがハンドメイドのメリットであり味という部分でしょう。
ですが、一生使うエターナルリングとして、長年使うにはなかなか満足いくものはできません。
 
傷んでしまうと、気分も萎えてしまいます。
毎日使っていると痛みもでてきます。
どうしてもハンドメイドの場合は持ちが悪くなります。
気持ちは入っていますが、丈夫かどうかというと、丈夫ではありません。
だからリーズナブルなのです。
やはりプロフェッショナルが作ったものはデザイン性だけでなく耐久性もトップクラスなのです。
 
ハンドメイドのマリッジリングやエンゲージリングは、日常的に使うものではなくて記念品として割りきっているカップルもいます。
日常的に利用するマリッジリングは別に購入するカップルも少なくありません。
クオリティや着け心地はやはりハンドメイドは劣ります。
一流のプロフェッショナルの職人の技術には勝てるはずもないですね。
 
若いカップルは結婚するときに、経済的に恵まれていないことも多いです。
やむを得ずハンドメイドのマリッジリング・エンゲージリングを身につけることもあります。
数年後にお金に余裕ができたら、結婚記念日にブランドものの結婚指輪をプレゼントすることもあります。
思い出の品としては、ハンドメイドのマリッジリングやエンゲージリングは最高のものです。
結婚する前に、新郎新婦でどのようにするのかをしっかりと話し合っておくといいでしょう。
 
ハンドメイドリングは流行でありますから、そういった風潮に流されないようにすることが大事です。